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誠に残念なことだが、そんな事は日常茶飯事であるため、たとえ身内が消えようと涙の一滴も流せなかった。
これが冷徹などというのなら、牛や鳥などを臓器ごとに解体して食している皆さんにも同じことが言いたいものだ。
ちなみにハツの特徴といえば、腕っ節がハンパなく強いことだ。
むしろそれ以外に特徴がない。
しかし僕は、そんなハツのおかげでこんなふざけた街で生き延びていくことが出来ている。
心の底からありがとうといいたい。言わないけど。
ちなみに僕の腕っ節はというと、ハツいわく「RPGのザコキャラ」だそうだ。
実に主人公には似つかわしくないアビリティーだが、間違いなくこの物語に関しては主人公なので安心してくれ。
気長によろしくお願いしたいもんだ。
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