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砂婆
「どーでもいいわ、さっさとやって」
雪女
「はいはーい!よいしょっと…枕返し、早く起きないと…冷やっ」
枕返
「うわっ!何!何なのっ!?」
雪女
「あたしよ、枕返し。ほら手伝って」
枕返
「ホント勘弁してよ…こっちは毎晩人間の枕返すのに必死で仕事以外は寝たいんだからさ」
座敷
「そんなん知ったこっちゃないね~」
猫娘
「ね~っ」
枕返
「その上、最近の子供はゲームやら携帯いじりやらで夜寝るの遅いし!調子こいて柵付きのベッドとかで寝てるし!枕返すの深夜の2時とか3時とか過ぎて、毎日寝不足だよ…」
口裂
「私なんかも基本夜だったけど、今は特に…って感じだし、他のみんなは人間が起きてないと活動できない妖怪だからね」
花子
「だからみんなで夕方から集まろうって事になったんだよ」
枕返
「ふ、不公平だあっ!」
河童
「妖怪は民主主義だからね」
猫娘
「あ、そうだったんだ…」
砂婆
「じゃあ準備も整ったところで始めようか!花子、お願い」
花子
「了解!…コホン、えー今回の幹事を務めますのは私、トイレの花子でございまーす!それでは第4629回妖怪定例女子会を始めます!カンパーイ!」
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