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狐
「この鍋おいしいね、誰が持ってきたの?」
鴉天
「私よ、鍋、綺麗に使ってよね」
狐
「はいはい、わかりましたよ姉さん」
猫娘
「私にもビール頂戴っ」
口裂
「駄目だよ猫娘!猫娘はアルコール入るとすぐに泣き出すんだから」
河童
「はい、ウーロン茶」
猫娘
「…みんな同い年なのにぃ……」
河童
「そんな悲しい顔しないで、キュウリの浅漬けあげるから」
猫娘
「ありがと…うっ、川臭い」
雪女
「あのさ、私ずっと思ってたんだけど…ちょっと狐、立って」
狐
「ん?どうしたの?」
[狐が立ち上がる]
雪女
「何その格好、メイドってやつ?」
狐
「そうそうメイドカフェ。今のバイト先の制服らしくて、さっきまでバイトだったからそのまま来ちゃった」
口裂
「め、メイド…?何それ」
花子
「あ!じゃあこの前私が人間界のトイレで聞いた、『いらっしゃいませ、ご主人様~』とかやったりするんだ?」
狐
「ま、まあ…一応」
鴉天
「ちょっとやってみせなさいよ!」
狐
「んー…河童、手伝って」
河童
「はいはーいっ」
口裂
「ご、ご主人様……?」
猫娘
「久々のコントかあ!」
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