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戦国へ
季節は寒い2月。3年生は卒業式を間近に控え学校には来ていない時期に元生徒会長である橘夜宵(3年)は同じく元生徒会副会長である倉崎春香(3年)とともに登校していた。
「久しぶりだな春香」
「あぁ久しぶりの学校ね」
2人は懐かしそうに校舎に入り雑談を交わして生徒会室に入っていった。久しぶりに来た2人は後輩たちから挨拶をされ少し疲れたようだ。
「夜宵、私は少し寝るから卒業式のあの長い話はやだから短くしてくれな。できたら起こしてくれ」
「わかった。てかなんのためにきたんだ春香は」
夜宵が愚痴った時にはすでに春香は寝ていた。
「はぁ」
夜宵はため息をつきながらも作業を開始した。
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