チョコレート。

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俺は、こどもを作れるのか、と思う。 彼女を引き止めるための手段としか、今は考えられない。 すっげー自己中。 てか、人として有り得ないと思う。 ずっと、ショーコがいて、俺がいて、そして…… … … 小さな頃の俺…? … 今まで、そんなもの影も形もなかったのに。 …なんで? ……てか、もしかして…… 「そう、た?何、驚いてるの?」 情事中、違うことを考えていることはすぐにばれる。 ショーコは泣きそうな顔をして見てくるから、何か誤解をしているのがわかった。 「まだ、無理」 「え?」 「……ショーコは俺だけのものでいい」 俺の言葉に、ショーコがキュッとしめつけた。 「こども、俺に似たらやだな。ショーコの取り合いになるじゃん」 そう言いながら、俺は腰を動かした。 「あ、急に動かさないで……」 「チェンジしよ?ショーコ、バックからがすきでしょ」 彼女を四つんばいにして、綺麗な背中にキスをした。 「動いてるよ、腰」 顔を横に傾かせて、キスをする。 「やーらしい顔」 耳元で聶くと、俺をキュッと締め付ける。 本当、言葉に弱いんだから。 .
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