遊園地

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彼は私を裸にして、じっくりと見た。 私はそれだけで頭がおかしくなりそうだった。 「首輪と尻尾が足りないな……」 彼はお尻の割れ目に手をあてて、私に囁く。 「尻尾、ほしい?」 私は精一杯頭を振った。 なんだか、ヤバそうな気がしたから。 「残念」 彼は笑いながら、私の両足を開く。 抵抗しても無駄で。 マジマジと、見られる。 「何もしてないのに」 嬉しそうにして顔を埋める。 いや、いや、と首を振っても与えられる快楽に翻弄されてしまう。 絶頂を迎えると、股の間にいた彼の顔が目の前にあった。 「寝ていいなんて、誰が言った?」 彼は唇を重ねると舌を絡ませて、私の意識を呼び覚ました。 「ショーコ、舐めて」 私はぼーっとしている頭で、彼のを舐める。 気持ちいいかしら……? そっと見ると、頭を撫でてくる。 「それは、ヤバいって。かなりクる」 嬉しくなって、今までの経験をフル活用した。 彼の艶のある声が聞こえるが私は咥え続け、思いっきり啜った。 一滴も残さないように。 コクッ、と、飲み込む。 そして、私はペロペロと綺麗になるまで舐めた。 こんなこと、したことがない。 何故だか、それが愛おしく感じてしまって。 行為に夢中になっていると、彼が少し機嫌悪そうに。 「……それ、誰に仕込まれたの?」 と、冷たい声を発した。 .
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