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「僕の次の戦場は学園都市?でもバトルファイトとは全く無関係そうだ。能力者・・・レベル・・・」
熙は色々と情報を整理しはじめていた。そんなところに、
「はい、熙ちゃ~ん。この方程式を解いてほしいんです!転入生だからって容赦はしないんですよー!何ボーッとしてたです?
もしかして好きな女の子がもうできたんです?」
「キャー。」
「今日の小萌先生はSだー!俺も小萌先生にイジられるんだったらよろこんでドマゾになります!」
「青髪サイテー!」
そんな会話が響く中、熙は既に解答を終えていた。
「せ、正解です。」
「え、ウソー!」
「熙って頭いい?」
熙は、ジョーカーであり、計算能力、情報処理能力も優れていた。
「お前、スゲーな!あんなクソダルそうな方程式一瞬で解いちまうなんて。お前本当に無能力者(レベル0)か?」
当麻の声だ。
「えー、熙君ってレベル0なのー?」
「かわいそー。」
「まあまあ、皆さん、レベル0だからってまだまだ諦めるのは早いんですよ。熙ちゃん、きっとあなたにピッタリの能力が目覚めるです!この学園都市には訓練プログラムもあるし、心配する必要はないです!」
「は、はぁ・・・。」
色々とタジタジになる熙だったが、暫くして熙の学校生活1日目は終わった。
「どうだった?熙。学校生活楽しいだろ?」
「あぁ、みんな僕に親しく接してくれたしね。嬉しかったよ。」
そういう会話をしながら二人は学生寮に戻っていった。
「そうか、お前俺の一階下なのか!偶然だな!」
「うん、じゃあ、僕はこの階だから、ここで。」
「じゃあな、熙!また明日!」
「うん、また明日。」
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