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「オーホッホッホ、いつか私はレベル5に・・・ってアンタがこれをやったのー?」
何か扇子を持って高笑いするお嬢様というべき人がやってきた。
「フ、フン、アンタ、今までの測定の評価、最高評価らしいじゃない。あの高校にしてはもったいない人材を手に入れたじゃない・・・でもアンタ、壁の修理費用とんでもないことになってるんじゃなーい?大丈夫かしらー!?オーッホッホッホ!」
「まぁ、今回は上から壁の修理費用が全額出るらしいから、安心して大丈夫だ、月詠先生」
「本当に申し訳ないですー!」
「申し訳ありせんでした!(ん、今誰かが僕に話しかけたような)」
「私よ、私!この婚后光子が折角あなたに話かけてあげてるのに無視とはどういうことなの?」
「あぁ・・・ごめんごめん。こっちはこっちで立て込んでいたんだ。あぁ、壁の修理費用なら上からでるらしいし、大丈夫だって。でも、ごめんね。」
「フンッ!次からは問題ないようにしてほしいですわね!これだから3流の学校は・・・(ん?これは問題じゃなくて、大問題ですわ!3流の高校に砲丸投げで力が入っちゃって常盤台中学まで飛ばした人がいる!しかもオール最高評価!もしかしたらレベル5に・・・きぃぃぃ!どうしてですの!)」
光子は自分の眼中になかった学校からレベル5が出るかもしれないということに驚きを隠せないでいた。
周りの生徒たちも、特に自分が常盤台に入ったからエリートと感じている人たちの中には、眼中になかった学校に自分を超えているかもしれない人がいる、そう思うだけで驚きや妬みの念を抱く者も少なくなかった。
「あ、お二人さん、話している中申し訳ないんですけど、熙ちゃんの総合評価が出たらしいです!熙ちゃんは・・・・
レベルX(ホープ)という結果が出たです!
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