3章 ローマ正教過激派と上条崩し

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時日は過ぎていき、ある日のこと、 「大変です!」 「ん?どうした?」 「聞いて驚かないでくださいね・・・。 私たちイギリス正教のアークビショップ、サラ=スチュアート様があなたにお会いしたいとのことなんです!」 「そんなすごそうなヤツがなんで俺なんかに?」 「決まってるじゃないですか!あなたは異種生物でありながらイギリス正教の私たちに、なおかつ人間に力を貸してくださる!あなたは英雄みたいなものなんですよ!あなたの今までの数々の功績を直接あなたにあって称えたいとのことなんです!」 「か・・・か・・勘違いするなよ人間!俺は目の前に立ちはだかる敵はすべて倒す!そのポリシーに沿っただけなんだからな!まあ、そこまで会いたいというなら会ってやる。」 「素直じゃないこと・・・。でもアナタのそういうところも・・・。」 「なんだよ。」 「なんでもありません!もう!」 この修道女の思いに気づかないまま、サラ=スチュアートのいるイギリス正教本部に向かった。 -イギリス正教本部- 「今まで会いたかったですわ・・・。英雄・・・。」 金髪の少女がマンティスアンデッドに微笑む。
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