闇現し編

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そして……みんなの意思が団結して一日が過ぎた…。 ここは……園崎邸…。 富竹「最初は君達だけで行くだって!?そんなのは無茶だ!」 梨花「みんなの気持ちや意思はわかっているのです…。でも……奴も警戒している可能性もあるかもしれないのです…。だから……僕達だけで行き、しばらくしたら後から富竹達が山へと向かって欲しいのです。」 魅音「なる程……。確かに……少数で多数相手には不利だからね…。相手も体勢を立て直すために逃げて、再び誰かに悪夢を見せるような事を始める可能性がある…。」 詩音「だから、まずは私達を囮に……他の皆さんは後から私達のところに来る…。相手を挟み撃ちにするようにね…。」 赤坂「わかったよ。梨花ちゃん。最初の段階は頼むよ…。怪我しないようにね…。」 梨花「ありがとうなのです…。赤坂。」 というわけで……私達は今から、鷹野と決着をつけたあの山の場所へ向かう。後から赤坂達がやってきて、敵を挟み撃ちにする…。 羽入がみた邪悪な者の野望はわからないけど……雛見沢に危機が訪れるようなことなら、見過ごすわけにはいかない…。 やっと……やっと……何度も運命を変えるために世界を行き来して、この世界に平和が訪れたんだもの…。
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