闇現し編

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羽入「!?」 沙都子「な……なんですってぇ!?」 詩音「お……おやしろ様!?」 黒ずくめ「俺の目的は……雛見沢の完全崩壊だ…。」 おやしろ様は羽入だけなのよ!?それをこの男!? 黒ずくめ「だが……その目的を成すには力が足りなくてな…。俺の力をうまく活用し……お前達に悪夢を見せ……力を少しずつ蓄えようとしたのだ。そうすることで…俺の力が雛見沢大災害を一瞬にして起こせる程の祟りを下す事ができるのだ…。何故、こんなタイミングでおやしろ様の祟りを起こそうとしたのか…。」 圭一「そうだ…!何もこんな時ではなく……鷹野三四が祟りを起こす前にやらなかったんだ?」 黒ずくめ「鷹野の終末作戦は上手い事いってたからな…。誰も彼女が犯人だと気づかれることもなく、ずっと……おやしろ様の祟りだと思い続け……雛見沢は崩壊寸前の状態に陥っていたから、出る幕もないと思っていた…。なんせ、滅びこそが我が喜びだからな…。だが……それが甘かった!羽入の持つ力で世界を行き来し続け、運命を変えた事で惨劇を回避した。だが……もう、世界を行き来し……運命を変える事は不可能…。鷹野による終末作戦が崩壊しても……この私が惨劇の運命にしてやれば、雛見沢は完全崩壊のまま終わりを迎える…。」
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