決着し編

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羽入「さあ……我が力となれ!『鬼狩柳桜』!」 羽入が念じると、上からゆっくりと……黄色い…横から細い突起状の細い角のようなものが出ている剣が羽入の手に渡った。 黒ずくめ「ほぅ…。古手楼花が鬼を討ち取ったとされる武器『鬼狩柳桜』か…。おもしろい!」 黒ずくめがいきなり、銃弾を撃ちだした! 銃弾が羽入に当たる! だが……羽入は自分に当たりそうなところで弾道をずらし、攻撃を回避した! 黒ずくめ「くっくっく…。弾道をずらすとはな…。やはり、普通の武器じゃ通用しないか。だがな……俺にはこれがある…。」 羽入「………!」 黒ずくめは手袋を外した。すると、袖から爪がすっと出てきた。 黒ずくめ「いい色してるだろ?『赤血の悪爪』。祭具殿に眠る拷問道具の一つだ…。」 爪に赤く汚れた血がこびりついている…。こんなものが祭具殿にあったとは知らなかった…。だが…! 羽入「………。」 羽入は鬼狩柳桜を構えた。 黒ずくめ「いい……いいぞ……。その目だ!!!」 黒ずくめは爪を振りかざした! それを羽入は剣で力いっぱい受け止めた。 黒ずくめ「貴様には悪夢より恐ろしいもの『死』を教えてやろう!」
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