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全ての始まり

地球に来た最初の感想、それは思わず口に出してしまった。

｢重い！？｣

明らかにリーフィリアと違う点。

重力が大きい。
どうやらこの点は環境適応魔法でどうにか出来ないらしい。

幸いなのが、家の中に出た事だ。

｢さて、どうしようかな……。｣

仰向けのまま何もない部屋の真ん中に佇む俺。

手の届く範囲に家の鍵がある。

今思えば、一軒家じゃないか。

それはさておき、明日から学校だと言うのに歩くことすらままならない。

困ったものだ。