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ピンポーン
配達員:『宅配便です!』
ガチャ
人妻:『はい(^◇^)ありがとうございます。』
配達員:『!!!』
人妻:『どうしました?』
配達員:『いゃ、いや素晴らしい置物ですね。』
人妻:『ええ、北海道に主人が出張した時のお土産です。』
配達員:『す、素晴らしい黒だ…ぁ』
下駄箱の上にある熊の置物に配達員は釘付けになった。
人妻:『そんなに熊の置物が好きなんですか?』
配達員:『熊というか、この黒さが…』
(なんて光沢のいい黒だ…しかも口に咥えている魚までもが黒い。真っ黒だ…光沢のいい真っ黒だ…)
人妻:『二年ぐらい前かなぁ』
熊を手に取って人妻はそう言った。
配達員:『!!!』
(美人妻に光沢の黒)
配達員:『もうダメだ!』
人妻:『キャ、やめてください』
配達員:『あなたが熊を持つのが悪いんですよ。』
人妻:『そ、そんなハァ~』
配達員:『もう抵抗しないんですか?』
人妻:『ハァ~ハァハァ…ご近所に聞こえるわ…』
配達員:『声をあげなきゃわかりませんよっ』
耳元でささやく。
配達員:『熊は離さず持っておいて』
人妻:『は、はいッ』
人妻と併せて熊も愛した。
配達員:『あ…新しい!』
そう言いながら、配達員は人妻をしゃがませ、熊を頬にあてさせ、その頬と熊に向かって果てた…
第4話 完
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