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その日から私は何故か 達也にそっけない態度を とってしまうようになった。 「心春ちゃん!  今日も一緒に帰らへん?」 本当は嬉しいはずの 達也からの誘い、 でも私は… 「今日は、無理…」 何故か断ってしまった。 「そっか…なら  しゃあないな…。」 どこか寂しそうな達也の表情を 見てしまうと、もしかして私のこと… なんて考えてしまうが 自分で勘違いしているだけと 言い聞かせていた。
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