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私は 二階堂 マリ。
あの大企業会社 社長
二階堂 慎一の
一人娘のご令嬢。
私は普通の生活に憧れていた
せめてもの想いで
お父様に頼んだら、
普通の学校へ行くことは許可してもらった
そして今日が転入初日
「..お嬢様!」
良く手入れされてる長い廊下を歩いていたら後ろから声を掛けられた
「..あぁ磯谷。どうかした?」
「お嬢様。本当にお車でお送りしなくて宜しいのですか?」
「..もう!!あんなピカッピカの車で送り迎えされているのを見られたら、私が誰なのかバレちゃうじゃない。」
「うぅ....ですがこの磯谷、お嬢様の事が心配で心配で..」
「..ふふ」
磯谷..変わってないなぁ
磯谷は二階堂家の執事をしていて、私が生まれる前から二階堂家に仕えているベテラン執事だ
面倒見が良く、
とても頼れる存在だ
「.....お嬢様?」
「...仕方ないわね。じゃあ送り迎え頼めるかしら?」
「お嬢様..。はい!!承知いたしました。」
磯谷はニッコリと微笑むと
車を出してきます。と、
先に外へ出て行った
.....あぁ今日はお父様
出が遅い日だったわ。
挨拶をして来ましょう。
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