事の始まり

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妹「なぁお兄ちゃん」 兄「……………」 妹「…なぁって」 兄「……………」 妹「………おい!! 聞こえてんだろがよ! おぉん?」 兄「うわっ……何だよいきなり」 妹「いきなりじゃねーわ結構呼んでたわ」 妹「あんさん耳が節穴なんじゃねーですかい? それともなにかい?」 妹「おめぇの耳は風穴なのか!? 妖怪吸い込めんのか!? あ"ぁ?」 兄「おま……そんな怒んなって。ただボーッとしてたんだよ」 妹「…………」 妹「ふーーーん」 妹「へぇーー」 妹「何を考えて?」 兄「え?」 妹「質問に質問してんじゃねぇよゴミが」 兄「…………」 妹「だからぁ、なに考えてボケェーっとしてたんだよ?アホ面が」 兄「えっ……と…………」 兄「あ、アフリカの難民問題」 妹「…お、おう」 妹「なかなか国際的なんだなお兄ちゃんは」 兄「まぁな」 妹「……」 妹「本当は?」 兄「え、だからアフリカの…」 妹「本当は私のこと考えてたんじゃ?」 兄「は? ね、ねえよそんな…」 妹「妹がどんなパンツはいてんのか気になるんだろ? そうだろ?」 妹「気になっちゃう感じなんだろ? ンフフ? きゃ〓きんも〓〓(笑) 」 兄「ち、ちげぇし! ちげぇし!」 妹「(二回も言うなんて……これはいける………ッ!!)」 妹「……………見たい?」ネコネデゴエ 兄「……え? ちょ、え?」妹「妹パンツ見たいの?」 兄「………別に見たくなんかねぇし」 妹「あのね、お兄ちゃん……………」 妹「…………お兄ちゃんだったら、いいよ………」 兄「のわっ!」 兄「で、 伝説のセリフが………////」 兄「………い、いいのか?」 妹「うん………///」 妹「ただし条件がございます」 兄「……なんだよ」 妹「妹の可愛いくまさんプリントパンツを見るに当たってのルールを説明します。」 兄「なんだその口調は」 妹「まずパンツを見るときに兄は屈んではダメ。ブリッジも禁止。次に私の十メートル以内にいてはダメ。最後に二秒以上見てはダメ。以上」 兄「…………は?」 兄「それって……もしや………!!」 兄「俺に……エスパーになれと………?」 妹「御明察。あなたには私を越える力を得てもらうわ」 妹「そう…………」 妹「これは究極の縛りゲーなのよ」
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