プロローグ

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すると、ゴツンという鈍い音と、目の前には額に手をあてて、涙ぐんでる幼なじみこと、春野 雫がいた 「お前、どうしたんだ?」 「どうしたんだ…じゃない!!」 「おいおい、何をそんなに怒ってるんだ?」 そう今、この暴走ガールこと春野 雫はスタイルやルックスはいいんだけど、こう煩くて短気で、暴力が凄い しかも俺にだけという理不尽な 「あんたが!!いきなり!!扉を開けたから!!おでこに!!ぶつかったんでしょうが!!」 「なるほどなるほど、そんじゃ行くか」 「はぁ?!あんたね!!」 「時間…見ろよ」 「あっ…あ、あとで覚えときなさいよ!!」 「へいへい」 まぁ、そのころには忘れてるだろうがな!! そんなこんなで向かえた入学式 不幸なことに、俺はあの他人には表しか見せず、俺になると裏が出てくる暴力ガールこと雫と一緒のクラスだ あれ?今思えば、俺、雫と違うクラスになったことなくね? こ、これは…何かの陰謀か!! と心のなかで叫びながら、校長の無駄に長い話を聞いていた 長すぎだぜ? 隣のやつなんか爆睡だからな(笑) いい加減終われっての!! それから約30分後に、入学式は終わって現在、教室
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