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「……ゴメン……でも俺、やっぱり宮下が……」
……どうして?何で?
「先生!!そんなの噂を流したら大丈夫だって…」
「噂…流すには樹里と遊ぶんだろ…?さっきみたいなキスとか…やっぱり好きな奴意外としたくない…」
………そんなの、はったりだ。
「先生、そんな人じゃぁないでしょ?もっと遊ぶ人でしょ?だったら…樹里とも…」
遊んでくれたっていいじゃん…ねぇ……
ねぇっ!!?
「…やっぱ……樹里は生徒だし…生徒と遊ぶのは…ちょっと…」
「どぉして!?樹里のパパの力で、先生のクビくらい防げるんだよ!?だから…!!」
先生が怖いのは、職を失う事でしょ!?
「俺……宮下と会ってから、他の女に興味ないんだ……。意味わかんねぇだろ…?きっと……俺、宮下に拒絶されるのが嫌なんだ…」
そ、んな一人の生徒だよ?
「可笑しいよ!!そんなの…だから、守りたいなら、樹里と……」
「樹里は……どうしてそう遊ぶ事を願うんだ?」
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