266人が本棚に入れています
本棚に追加
｢…ふふ…樹里……宮下さんみたいな純情少女………大っ嫌い｣
如月さんは、冷たく言い放った。
……大嫌い……。
私……如月さんの事、そんなに知らないけど……
大嫌いって言われるって…こんなに悲しくて、辛いんだ……。
……じゃあ……私が先生に大嫌いって言った時……先生はどんなに辛かったの?
どんな思いだったの…?
｢…あれぇ?黙ったまんまぁ?ほんっとにつまんない子…｣
如月さんがそう言った時、
ぱぁん………
と、美月が如月さんを平手打ちした。
｢…痛った～い……何すんのよぉ……!?｣
流石の如月さんも、怒った。
｢あんた…梨絵に謝りなさいよっ!!｣
美月が、本気で怒ってる…。
｢……なぁんで樹里がぁ……謝んなきゃいけないのよぉっ!?｣
如月さんも、美月に平手打ちした。
最初のコメントを投稿しよう！