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「さぁ!!今日という日最大のイベント!教師と生徒の一大バトルの開幕です!!実況は私、ツバキ=ヤヨイと…」
「え…えっと、ノエル=ヴァーミリオンと…」
「みんなのアイドル!ルナちゃんだぞ!!…セナもいるよー。」
学校の屋上に1年B組の全員とアラクネ先生がいた
「こ うがなめ なよ。(小僧が、なめるなよ。)」
「仕方ない。先生、本気でいかせてもらう。」
「それでは…」
カーン!!
「始めッ!!」
高らかに宣言をした瞬間に二人は動き出した
(まずは実力を探ろう…)
「yトゥーダッシュ!!」
「おっと。」
相手の動きを見ようと構えていたテイガーに頭上からアラクネは攻撃をしてきた
「お〓っと、ここでアラクネ先生の…」
「アラクネ先生のyトゥーダッシュですね。」
「え…なんでノエル知ってるの?」
「赤鬼!!さっさとぶっ殺せ!!」
「これだから子犬は…あんま鳴くと殺すぞ!!」
闘っている二人以外は屋上階段の屋根の上に乗っていた
「ルナが行けば絶対あんな奴すぐにこてんぱんだよ!!」
「ハァ…仕方ない。」
つぶやいたテイガーは磁力をまとった右手でアラクネに殴りかかった
「クハハハ!!無駄無駄ぁ!!」
「ちょこまかと…」
何度も拳で狙うがアラクネはクネクネと避け続けていた
(…というか、今普通にしゃべっていなかったか?)
「ふむ…ならば、ボルテックスパーク!!」
テイガーの胸元から電気の球がアラクネめがけて飛んで行った
「遅い!!」
それをアラクネは軽々とよけた
そこで
キーンコーンキーンコーン
「「「よっしゃ!!帰るか!!」」」
終了のチャイムが学校に響きB組の生徒達は帰りだした
「帰るのかよ!?」
テイガーの顔をキラリと一筋の滴が落ちた
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