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1年B組の試合の時間になりラグナを始めとする面々がグラウンドに集合し始めた
「テメェら!!行くぞ!!」
そしてグラウンドに散らばっていった
ポジションは以下の通りである
FW(右):ラグナ
FW(左):バング
MF(中央右):ジン
MF(右サイド):マコト
MF(中央左):ハザマ
MF(左サイド):ニュー
DF(中央右):タオカカ
DF(右サイド):ラムダ
DF(中央左):ツバキ
DF(左サイド):ノエル
GK:テイガー
補欠:ココノエ、ミュー、カルル、ハクメン、レイチェル
である
「それでは、試合を始めます!」
主審がピーとホイッスルを鳴らした
「行くぞ!!」
先攻をとったB組のFWであるラグナがボールを蹴った
同じFWのバングではなく敵FWに
「何やってるでござるか!?拙者にパスを出すのが普通でごさるよ!!」
ラグナの奇行にバングは驚いていた
「え…?そんなルールなの?」
(馬鹿でラッキー!!)
ボールを受けた敵FWは驚きで唖然としてる二人をサッと抜いてB組に切り込んでいった
『つーかそんなルール試合前に教えろよ!!』
『拙者のせいでござるか!?』
FWの二人はまだ言い合いをしていた
ダッダッダッと綺麗にドリブルをしながら彼は考えていた
中央MFを見れば初心者ばかり、DFには女だらけ
サッカー経験者である彼にとって雑魚の集まりであった
「タオの方が足が速いニャスよ!」
突然の声に横を見ると先程までゴール前にいたネコ耳フード女…タオカカが隣で走っていたのだ
「えぇ!?うわぁ!?」
驚きで足を絡ませゴロゴロと転げた彼を見下ろしながらタオカカは聞いた
「ところで、さっきから言ってるさっかーってどんな食べ物ニャスか?おいしいニャスか?」
聞かれた彼は大きく口を開いたまま呆然としていた
「よし!兄さん、行くよ!!」
タオカカが質問をしている間にジンがボールをひろいラグナにパスをだした
「おっし!ナイスだ、ジン!!テメェら、見せてやるよ!!蒼の力を!!」
そう言ってラグナは攻め始めた
「拙者にパスするでごさるよ!!」
「おっしゃ!行くぜぇぇぇぇ!?なんでゴール前にいんだよ!?」
バングはゴール前で大きく手を振っていた
「チッ!しゃあねぇ、筋肉馬鹿は役にたたねぇ!俺が決めてやるよ!」
ラグナも敵のスライディングをよけて上手く切り込んでいった
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