第2話〓球技大会♪前編〓

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ゲームも後半となり残り時間も僅かとなっても点数は0-0のままであった 今はB組のゴール前でバングがパスを手で掴みPKになっていた キッカーは先程の敵FWでGKは我らがテイガーであった (さっきはネコ耳フード女に驚かれたが、あんな巨体野郎にとめられるほど甘いシュートじゃねえってんだ!) FWはテイガーを見てタダのデカい奴だとたかをくくっていた そしてボールを確かめてシュートした ヒュッと空気を切ってボールはゴールの左端に吸い込まれていったかに見えた しかしパンッと大きな音がしただけでボールがいきなり消えたように見えた 「…すまん。割ってしまった。」 音の正体はテイガーがボールを勢い良く掴み、割れた音であった 敵FWは驚きのあまり腰を抜かしてしまっていた
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