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カグツチ高校1年B組は金曜の6校時は理科となっていた
「こ は水 で 気分か で出来 い素…」
「なんて言ってっか分かんねぇよ!!」
理科の教師はアラクネであった
黒板にスラスラと化学式を書き込み生徒達に説明をしていたが言葉が穴だらけになっており生徒達にはチンプンカンプンでいた
「つーかマジなんでテメェが教師なんだよ!!言葉が分かんねーんだよ!!」
「ラグナ、そんな時はコレを使え。」
「「「助けて!!ココノエ博士!!」」」
デデデデーンと音楽がなりココノエが懐から何かを取り出した
「翻訳コ〇ニャクー!!」
「うぉぉぉい!?そいつはダメだろ!!」
「何を言っている。コレは食べればどんな言語も理解出来るというコンニャクなだけだぞ。」
しれっとココノエは言い切った
「だ・か・ら!そこがダメっつってんだろーが!!」
「ふむ。なら仕方ない。それではコレだ。」
コンニャクを懐に戻すとバックからイヤホンのような物を取り出した
「アラクネ語翻訳機だ。」
「まんまじゃねーか…」
額を机に叩きつけるようにラグナは脱力した
「文句を言うのは使ってからにしろ。」
そう言ってクラスメート達に配っていった
「ハァ…またこのガキどもは、訳の分からんことを…どうせバカだし適当にするか…我々は宇宙人だ、なんつって。」
「テイガー、本気で闘うことを許可する。」
「何故私が…?」
「おい、赤鬼。コイツはテメェに譲ってやる。」
「だから待てと…」
「ホントーはタオも混ざりたいけど、ウネウネは嫌いニャスから!」
「本当は僕も兄さんの闘いを見たいけど、兄さんが託すなら僕もさ。」
「ちょっ…」
「拙者の分も頼む…!」
「「お前バカだしいんじゃね(ニャス)」」
「ならばうけてたとう。テイガーよ。」
何故かアラクネはポーズを決めてきた
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