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あとがき
短編小説『俺のクソババァ』を最後まで閲覧頂き、ありがとうございました。
と、同時に楽しいイベントを主催、運営してくれた須藤様、鬼崎カンナ様に多大なる感謝を申し上げます。
季節をテーマに短編で競い合う、そんな面白げなイベントを見たとき、私が書こうと思ったのが"冬"部門でした。が、しかし、冬部門の開催はまだまだ先だということで、急遽"春"部門にエントリーした次第です。
いやはや、難しかった。普段、厨二丸だしファンタジー小説を書いている私が"春"をテーマに"家族愛"を書くなんて……無謀の極み。
――でも、頑張った。
愛する孫の為に、余命短い祖母が選んだ道は、鬼と言われようが、クソババァと言われようが、右手が不自由になった孫が人並みの人生が送れるよう、厳しく鍛える道。
そんな祖母の口癖『春になれば……』に込められた意味。
主人公が導き出した答えは記しましたが、もちろん、読者様なりの答えがあると思います。そんな何かを心に残す作品であったなら私は幸せです。
2012.05.10
Lento.
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