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「いたたた…な、何でこんな所に手拭いが…」
「大丈夫ですか近藤さんっ」
「はっそうだ、歳!目が覚めたのか!」
太陽のような笑顔で転んだ男―近藤は土方を見た。
その笑顔が眩しい、そして痛い。
手拭いを投げた張本人は思わず顔を背ける。
「おぉ、歳!気分はどうだ?」
「近藤さん…すまねぇ、迷惑かけちまったな…」
そう言うと近藤は土方の布団の脇に座り、土方を横にさせる。
枕元には水の張った桶と、吸いさしがあり、近藤は水を飲ませてくれた。
「近藤さんっそんな私がやりますよ」
「総司、お前はここ三日ずっと傍にいただろう、少し休んでいいぞ?」
「大丈夫ですよ。
大体土方さんが穴に落ちたのも私の責任ですから」
「…色々言いてぇことは山ほどあるがお前は後回しだ。
近藤さん、俺はどうしたんだ?」
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