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俺(山田 準平)は売れないカメラマン
今回はある人から安いギャラを貰い赤道直下のとある国へ取材に行くことになった
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
山田:マ、マジで暑い まるで灼熱地獄だな!!
俺は未体験レベルの暑さで、完全にダウンしていた
木陰で必死に水ばかり飲んでいた
そんな俺をよそに、この小さな村の住民達は元気いっぱいであった
物干し竿に干された真っ白なシャツ達が音を立ててはためいていた
ふとにぎやかなる方に目をやると子供達が鬼ごっこをしていた
子供達:キャー!!
子供達が蜘蛛の子を散らすように向こうの林の中へ逃げ出した
山田:い〓ち
に〓い‥‥
そんな光景を眺めながら無意識に数えていた
山田〓子供(鬼):じゅうっ!!
数字を全部数え終わった時だった
一瞬、太陽が雲に隠されたような暗さが襲った
かと思うと、すうっと頭上を冷たい風が通り過ぎていった
子供:もーいーかい!
山田:ま‥‥だだ‥‥よ‥‥
あまりの暑さに耐えきれず意識が朦朧となってきた
少し眠ろう‥‥
そうして俺は木に寄っかかり眠りについた
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