お友達

7/8
前へ
/533ページ
次へ
 アンは、ちょっとご機嫌が悪い。 隼人と竜が、女の子に人気があるみたいで。  アン「リン、竜と隼人は 私たちのだよね?」  リン「うーんと・・。家族とお友達って違うみたいだね?」  アン「なに?わかんない。竜と、隼人を取られるのがイヤ。」    リン「とってないと思うよ?一緒に仲間に入れてもらおう?」  リンはアンの手を引いて、竜と隼人の近くに来た。  隼人「アン、どうしたの?機嫌悪い?」  アン「違うもん。」  リン「隼人、私たちもお友達欲しい。仲間に入れて?」  浩介「あの・・。アンちゃん、リンちゃん。俺と、友達になってくれる/////?」  啓太「浩介、ずるい!オレも!!」  光「隼人の妹?2人共可愛いよね?」  隼人「うん。アンもリンも可愛いの。」  竜「城じゃ甘やかされ過ぎて。」  啓太「城~!?」  竜「?城・・・。」  竜は部屋に飾ってある写真を指差した。  そこには美しくそびえ立つ ブラン城が。  啓太「あれ?あそこに住んでるの?」  竜「うん。」  傍にいた女の子たちが寄ってきた。  「なに?竜君は王子様なの?」  竜「王子さま?」  隼人「竜が王子なら、おれだって王子じゃん。」  アン「あんな建物、向こうにはたくさんあるわ。」  リン「だって従弟のレイたちも、あんな城に住んでるよ?」  啓太「へー。向こうの国では あれが普通の家なんだねー。スゴイな。」    
/533ページ

最初のコメントを投稿しよう!

325人が本棚に入れています
本棚に追加