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「赤西?」
振り向くと、男が1人立っていた。
仁「赤西…だけど・・・?」
「オレ・・覚えてない?高校んとき同じサッカー部だった小山。」
仁「・・・!!あー!思い出した!小山ね!!」
「えーっと・・・こっちは亀梨・・・君??」
仁「え?」
「いや・・でも、女の子だよね・・・?」
和「・・・。初めまして。和って言います。多分・・・兄と間違えているのでは?」
「兄・・・?」
和「多分、あなたの知ってる亀梨は、双子の兄の和也では・・・?」
「そーなんだ!?どうりで似てると思った!」
仁「それより、小山は、今 何やってんの?」
「オレ?オレは今、小学校の先生してるよ。」
仁「家業は継がなかったんだ?」
「オレ、社長って柄じゃないし。」
仁「そうなんだ。」
「で、こっちの人、ちゃんと紹介してよ。」
仁「ああ。 妻の和。」
「結婚・・・したんだ?亀梨の妹と?」
仁「うん・・・まぁ。」
「亀梨もキレイな男だったけど、奥さん、めちゃくちゃ美人だよね?」
仁「ははは。ありがとう。オレ達 子供もいるんだけど。」
「えー!?子供居るの?」
仁「うん。4人いるよ。」
「よ、4人?!」
仁「うん。4つ子なんだけどね。」
「スゴイね。それなのに2人してこの美貌って・・・。まぁ、昔から 仁は男前で モテてたし、奥さんのお兄さんもキレイすぎる男だったからね。」
仁「ははは。小山は?」
「オレはまだ一人だよ。いい人いたら 紹介して。」
仁「わかった。探してみるよ。」
「じゃあな。会えて嬉しかったよ。」
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