第弐者 内藤ホライゾン

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……何故僕は病院に居るのだ?……たしか、いきなり物凄い力で押されて…頭を打った。だがそれ以上は何も思い出せない。事情を聞こうとナースに話しかけようとしたが、声が出ずナースはそのまま部屋を出ていった。 ( ^ω^)「……はぁ……」 テレビでも見ようと思いリモコンを手に取り電源ボタンを押した。するととんでもないニュースが目に飛び込んで来た。 「───VIPタワーが爆破────警察は────45───確認」 ( ^ω^)「─────え?」 寝起きなので所々聞き取れなかったが……爆破、だと? テレビには損壊しているVIPタワーが映されていた。 突然扉を叩く音がした。どうぞと僕が言うまでもなく白衣を着た医者らしき人物が入ってきた。あと……涙をダラダラ流している母の姿も。
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