第一夜 出会いと夏休み

11/15
前へ
/55ページ
次へ
「・・・・・やっぱり噂は噂か。」 そうだよな。やっぱり宇宙人なんていないよな。いるわけないんだ。 「さて、そろそろ俺も帰るかな」 そう思って立った瞬間、   ピカッ! 星空が一瞬白く光った。 「うおっ」 俺はあまりにびっくりし過ぎてしりもちをついた。少しすると空はもとに戻り、何もなかったかように星達が光り輝いた。 「いってー。何だったんだ今のは?」 「スマナカッタ。ソレ程驚クトハ思ワナカッタカラナ」 オレが混乱していると、頭の中に声が響いた。 「!?」 誰だ。俺はあたりを見回したが人影らしき物は見当たらなかった。 「上ダヨ上」 上を向くとそこには見たこともない円盤型の乗り物が浮いていた。まさかこれって・・・ 「UFОー!!」 ま、マジ!?あれってただの噂じゃなかったのかよ。てか何あの乗り物、めっちゃ光ってるけど、いいのあれ、あんなに光ってていいわけUFОって。あれじゃ目立ちすぎたろ。 
/55ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加