第一夜 出会いと夏休み

12/15
前へ
/55ページ
次へ
俺がテンパっているとUFОから人影の様な物が降りてきた。(あれだ、よくアニメなんかでやってるUFОから光が出てその中から宇宙人が出てくる。あんな感じだ。) よく近くで見ると少し透けているが本当に人にそっくりな形をしていた。顔の形も人間そっくりでけっこう美形だ。おまけに二本足で立っている。・・・・・ってか女子高校生じゃね? 「初メマシテ。私ハコノ地球カラ地球単位デ約三億光年離レタ星カラヤッテ来タドリーム星人ダ。サテ早速ダガ願イヲ聞コウカ」 降りてきたそいつはそういった。(片言だけど日本語で喋っている。)突然の事でオレはまだ混乱していた。 何なんだ俺は夢でも見てるのか?そ、そうだこれは夢なんだ。たぶん今俺は夢乃丘で眠っちまってるんだ。よしそうゆう事なら・・・。 「ちょ、ちょっと待てよ。なんでそのドリーム星人がこの地球にいるんだ?そもそも何で日本語が話せるんだ?」 夢だと考えた俺は堂々と質問する。すると、 「2ツ目ノ質問カラ答エヨウ。我々ノ文明ハ、コノ星ヨリ遥カニ技術ガ発展シテイル。ダカラドンナ星ノドンナ言葉デモ翻訳スルコトガ出来ルノダ」 と上から目線で言ってきた。
/55ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加