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動きに伴って
互いの荒い息遣いが
静まり返る部屋にいる二人を
包み込む。
んはぁ…………んっ…
次第に激しく打ち付けられ
抑えていた声も
自然と高まっていく。
めらめらと燃えるように熱い。
感覚が麻痺した
体の上で
八の字を描くように
蠢動する熱い指先。
…っ…あぁっ…
彼の息遣いと
自分自身の甘い喘ぎが
遠くから聞こえるようだ。
背骨を弓状にのけ反らせる。
意識はそこで途絶えた。
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