プロローグ

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朝っぱらから中学生に喧嘩売ってる馬鹿は邪魔くせぇな。 仕方ねぇな…年下の女は守りたい主義だから…助けてやるか。 「おい、中学生なんかに喧嘩売るなんてアホだな」 「あん?げっ!? 古村透弥!!」 「逃げようぜっ!」 あっという間に高校生は逃げていく。 「大丈夫?」 「……どうも」 透弥が手を差し出しても彼女は自力で立ち上がる。 「男子制服…?」 (女のくせに男ものの服って、どんな趣味だよ…) 「じゃあ、ありがとう」 透弥に肩をぶつけ、彼女は去っていく。 (礼はあれだけかよ) 透弥は頭をポリポリと軽くかく。 (意外とタイプの顔…) ニヤリと笑う透弥を痛い目で見る周囲。 それに気付き透弥は顔を真っ赤にして走って、その場を逃げた。 ※そして、これからの物語はフィクションですので 誤字脱字は申し訳ございません。
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