強くなりたい

2/11
前へ
/109ページ
次へ
「ごめんね?遅くなっちゃって。」 「いえいえ。お手をどうぞお姫様?」 そうやってエスコートをする瀬戸くん。 瀬戸くんは、中学が同じだった。 海人の親友。 私とも仲がいい…と言うか何というか… しょっちゅう口説かれていた。 会う日も会う日も、“ひまちゃんかわいーね~”“ね~付き合わない?”“いっその事、結婚しちゃおうか?”とか しょっちゅう、海人達に怒られていた。
/109ページ

最初のコメントを投稿しよう!

86人が本棚に入れています
本棚に追加