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2.
彼が一つ上であることが判明した。
家は同県内だが、片道車で1時間くらい掛かる距離だという事もわかった。
彼女も居ない事もわかった。
寂しがり屋で、少し変わり者だという事もわかった。
そして、もう一つ
彼からのメールの第1弾で、
『俺は、真面目だから。これは良いところでもあり、悪いところでもある。』
という告白を受けた時に、
「不真面目より、チャラいより、真面目なんだから、いいじゃん。」
と思いながら、何でいちいちそんな前置きするのかな?
と思ったりもした。
だから、あぁ、真面目なんだな。
って事もわかった。
メールの文面を見ていて気付いた事がある。
彼は顔文字や絵文字を使わない。
あたしは、当たり前のように絵文字、顔文字を使ってメールを打つ。
ふと、『もしかしたら、この人凄く歳上のオジサマなのかも!?あたし騙されてるかも?』
そんな疑問を抱きつつ、
『ま、いっか。
本人は真面目だと言ってるし、暇潰し相手で、適当にメールしとけば。』
なんて思いながら、メールを始めて一週間が過ぎた頃。
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