桃太郎

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それからどれ程の時間が流れたのかわかりません。 目が覚めると、桃太郎は砂浜で倒れていました。 傍らではまだ猿が気を失っています。 「犬は何処へ行ったのだろうか、まさか溺れてしまっんじゃ……」桃太郎は不安になって辺りを見渡します。すると、海とは反対側の森の中から何者かが走って来ました。 始めは暗くてわかりませんでしたが、それは犬でした。
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