2/4
前へ
/4ページ
次へ
天梨は僕の伸ばした手を掴んでから、ため息を一つ。 「別に脱いで欲しい訳でも、触りたい訳でもない癖に」 いつの間にか僕の顔は彼女の胸の上に。 いつもの定位置に、落ち着いていた。 「……」 抱き締め合ってる。 抱き締めてる。 そのどちらでもなく、僕は彼女に抱き締められてるんだ。 おっぱいに顔を埋めて、抱き締められてるんだ。 ああ、いつもいつも思うけれど、こんなとこ誰かに見られたら終わりだな。 オシマイだよ。
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加