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右目が綺麗な金色に変わる。
僕は何も考えずに右手を前に地面と平行に突き立てる。
そして人差し指をゆっくり伸ばすと指先に光が集まり始める。
勢いよく腕と左から右に振りかざした。
激しい閃光が一筋の光となって走る。
感覚的には一瞬それを感じるか感じないかの短い間で走った光。
次の一つの瞬きの間に地面がぶっ飛び、辺りの景色は焼け野原に変わっていた。
そして
目を疑った。
コレが僕!?
こう言うと
彼女は言った
†コレは貴方だけの力、貴方はこの力で王になるの†
僕が力を手に入れた瞬間だった。
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