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当然、ぱあぱを取り戻そうと、
目を覚まさせようと、
みんな来たよ。
最初は、ぽーちゃんだった。
ぽーちゃんは姉妹の中でも1、2を争う仲良しだった。
必死にぱあぱを説得した。
才にも説得した、必死だった。
泣いて泣いて…涙を流して…、
それを才は刺した。
心臓を一突き。
苦しんでいた…。
手を私たちの方に伸ばしながらも必死に…。
そんなぽーちゃんを才は燃やした。
燃えながらもぽーちゃんは私たちを見ていた。
いつしか、ぽーちゃんは全身火だるまだった。
ああなったらもう手おくれ。
龍の炎は燃え尽きるまで消えないから…、
私は最初に大切な家族、大切な妹を殺した。
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