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「待てって言ってるだろう!」
俺は彼女の動きを無理矢理止めた。
「・・・。」
「…なんでお前ェ、こんなことしてるんだよ。」
「こんなことって?」
「ーっ!水商売だよ!お前、医者になったんだよな!給料もいいはずだろ!金に困ってなんかないだろう!なんでここにいるんだよ!」
彼女の名は幡山真奈美。俺の中学時代の親友である。
高校は離れてしまったが、連絡は大人になってからも取っていた。
真奈美は去年医者になったと本人から報告があった。これから忙しくなるだろう、と言っていたので連絡が最近無いのもそれのせいだと思っていた。
だが、これはなんだ!
なぜ彼女がここにいる!
しかもなんで俺達はラブホなんかにいるんだよ!
それは3時間前にさかのぼる。
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