9人が本棚に入れています
本棚に追加
「あ、うん。すごく御厨は上手だしね」
暁良は返答する。
「やっぱり、教える人が優秀と...」
岬野はそこで変な間を作る。
「だが、そのお前の吸収力も並外れていると俺は思う」
ベタ褒めされる。
暁良は少し、あわてふためいて「そんなことない」と言った。
以外と話せる奴なんだな。
風貌とは、性格がひっくり返っているようだ。口調が少し荒いが、言葉にとげがなく悪意もない。
岬野とは、うまく付き合っていこう。
暁良はそう思った。
「よしゃーッ!いくぞ」
不意に間をとり始めた。すかさず暁良も準備する。
最初のコメントを投稿しよう!