1人が本棚に入れています
本棚に追加
「…………で、もう回収ですか」
「思ったより早く相手の所在が分かったもんでな」
依頼を受けた次の日、結と赤城は古びたマンションの前に来ていた
「盗んだのは小規模な窃盗集団、手口から見て素人だろう」
同じような依頼を何度もこなしてきたであろう赤城は簡単な分析をしていた
「しかしよく場所まで特定出来ましたね」
「顔は隠してたみたいだが服装がな、タンクトップで刺青もろ見せはありえないだろ」
「………なんとも個性的なグループですね」
「な?そう思うだろ?姿が分かればアジトの特定なんて楽勝だよ」
最初のコメントを投稿しよう!