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紫「久しぶりじゃねーか…。蒼魔…………そんな大きな波なんて携えて…この国を破壊するつも………」
蒼「助けて………………」
紫「………はっ…?」
蒼「止められないんだ………もう………僕には………」
波が全てを飲み込む瞬間に見えた蒼魔の瞳に涙…。
蒼魔の身体はあろうことかふらり傾き自分が興したのだろう大きな波へと呑まれていく
何が起きたのかの混乱を抱えながら、紫戯も蒼魔とともに波へとその姿をあっという間に消し去っていった…。
主を失いながらもさらに強大な力を吸収しながら荒れ狂う大波は次々と陸の上の物を薙ぎ倒しさらに威力をましていく…。
その行く先には翡翠と紅夜の姿が存在していた
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