手記

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その少女は出会っていきなりこんなことを言い出した。 「こんにちは。あなたは『運命』を信じるのかしら?」 少しの間。唖然とする俺を気にすることもなく続ける。 「と言っても」 「『運命』を目の前にして信じないなんてないでしょうけど。」 「お前は誰なんだよ」 切り出してみる。
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