化け猫の呪い

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気が付けば闇の中に一人で立っていた。 「ここは…」 誰もいない世界に一人ぼっち。 周囲を見渡しても、 上を見ても何も映らない。 「誰かいないの!? 誰かー!! 千歳ー!」 声は響くばかりで、 なんの返事もなかった。 ぽたん ふいに聞こえてきた水滴の音。 「どこから…?」 ぽたん ぽたん
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