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サトシとの出逢い
私には好きな人がいた。
男子バレー部2回生。
彼の名前はサトシ。
別にかっこいいわけでもなく、性格が特別いいわけでもない。
でもどこか魅力的だった。
サトシとの出逢いは私が高校3年生の時。
私がこの大学に入学すると決まってから紹介がまわってきた。
それがサトシだった。
その時は魅力的ともなんとも思わなかったし、何より私には1歳下の彼氏がいたから眼中になかった。
『何しよん?』
サトシからのメール。
興味もないししょっちゅう同じ内容だからウザいとしか思わなかった。
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