サトシとの出逢い

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私が1人暮らし初日。 またサトシからメールがきた。 《家どこ?》 〈大学の近く〉 そっけなく返す私。 それでもサトシはメールを返信してくる。 《家行っていい?》 「え…」 思わず声に出してしまった。 少し悩んだけど引っ越してきたばっかりで友達もいないし暇だからいいかと思って。 〈いいよ〉 と返してしまった。 サトシが分かる場所まで迎えに行き、初めて対面するサトシ。 大人な雰囲気を持っていて少しドキドキした。 私の家についてサトシとずっと喋ってた。 もう寝ようって話になってサトシは床で、私は自分のベッドで寝た。 お兄ちゃんが3人いる私からしたらほとんどの男は男として見れなくて、こんなの当たり前だと思ってた。 でもサトシは違った。 私を後輩ではなく女として見ていた。 これが事の始まりだった。
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