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私、川本結衣は高校2年生。ちょうど夏休み中だ。
今、親戚の家に一人でいる。
親戚は多忙な為、ほとんど家を空けていた。
今日もそう。
私は親戚が居ないのを確認してから夜の街に出た。一人で家にこもるよりはずっとマシだ。
昼間よりだいぶ人も少なく、夏なのに空気が冷んやりしていた。
とりあえず何もする事がなかったので、ベンチに座った。
私は空を見上げた。
夜になると何故か思い出す。
あの日をーー
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