プロローグ

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 もうすぐ30年を迎えるこの高校は我々新入生を迎えるがため 堂々とそびえ立ち、 最初はきれいだっただろう 真っ白の壁に黒い染みが目立つようになり、窓はガラスで4階から覗けば意外と怖そうだ。  そして新入生を迎えるが為、入学式の文字が書かれた看板が校門に立てられていた。  入学式は点呼から始まり、校長の話(校長は皆の視線が自分の頭にきていることを知らない) や部活動の紹介で終わった。  そして俺は一年間過ごすであろう同じ仲間とともに 6あるクラスの真ん中の組 3組へと入った。
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